こんにちは、遠山孝行です。今日はUCLAでの面接の体験談をする予定でしたが、まずカリフォルニア州の大学に入りたい人に知っておくべき情報を提供します。
これは僕が留学して実際に経験した話ですが、もしUC系列に編入することを考えている場合(UCLA, UCバークレー, UCサンディエゴ)、カリフォルニアのコミカレに行った方が圧倒的に有利です。なぜかというと、まず単位を互換するときに圧倒的にスムーズで必ず単位が移行される、そしてそもそもカリフォルニアのコミカレの人を多くとるからです。
まず、編入の基礎知識として知っておくべきこと、それは州内で編入するほうがいいです。ワシントン大学に行きたいならワシントン州のコミカレに行く。テキサス大学に行きたいならテキサス州のコミカレに編入する。なぜならこのほうが単位互換がスムーズにできて、編入したあとに余計な単位をとらなくていいからです。ただ合格率に関してはさほど関係ありません。テキサス州のコミカレ出身だからといってワシントン大学に合格する確率が下がるということはそんなにありません。実際に僕はワシントン州のコミカレから色んな州の名門大学から合格をもらいました。
しかし、カリフォルニア州は特殊です。なぜかというと、この州は州内出身の人を好むからです。つまりUCはカリフォルニアのコミカレから大半の編入生をとります。そして重要なのは、彼らは編入するときに「変換可能な90単位を持っている」ことを求めます。どういうことかというと、もしマサチューセッツ州のコミカレ卒業(90単位取得)しても、それが全部変換されなければ編入を受け付けてもらえないのです。例えば、僕はワシントンのコミカレで天文学をとりましたが、これはテキサス州で変換されませんでした。なぜかというと、内容が少し違うから。つまり、この互換が一回でもされないとカリフォルニア州に蹴落とされます。これを防ぐ道は二つ。
ー念のために余計に単位をとっておく
ーもともとカリフォルニア州にいって全部単位互換されるようにする
二つ目の方が効率いいですよね?カリフォルニア州はコミカレから四年制大学にスムーズに進学できるようにTransfer Alliance Programというものが組まれています。
これにそって授業をとるだけで、単位互換が確実なだけでなく、他州の人よりも合格する確率がぐっと上がるわけです。
最後に、僕はUCバークレイに受かりました。僕は結局他の学校を選びましたが、もしバークレイを選んだとしても、入学は許可されなかった思います。変に聞こえますよね?合格通知がでたのに入学許可されない。でも本当です。彼らは、単位が全部変換されることを前提で合否を判断するのです。つまり、実際に単位を互換するのは合否を判断したあとで、そのときに90単位変換されないとなったらあとで蹴落とされるのです。こんなこと起こってほしくないですよね?だったら絶対にカリフォルニアのコミカレに行った方がいいです!