格安留学

アメリカ留学の費用は高くない!正規留学の真相

正規アメリカ留学の真相

中田 吉信
テキサス大学オースティン校
Computer Science学部

アメリカ留学はお金がかかる。いったい何人の人がこういった誤った考えを抱き、アメリカ留学を断念したでしょうか?たいてい普通に日本で生活している人々、高校生、大学生、社会人はアメリカ留学は高額だと思っているのではないでしょうか?僕自身、1年前までは、まったく同じ考えでしたし、現時点でこうしてアメリカ留学を年間費用40万以下に抑えられていることなど夢にも思わなかったでしょう。ここではっきり言えることは、世の中には偏見を持った情報が溢れており、情報の上手な捉え方を知らない人は自分の夢ですら、あきらめなければならないということです。今、現時点で感じることは、スティーブ・ジョブズ氏が述べていた情報格差社会が私たちの知らない間にも築き上げられていたということ。1年前の僕は、そもそも情報格差社会は社会の授業で習うだけのものであって、現実に意識するものではないと完全に誤解していました。しかし、とあるウェブサイトに出会い、正しい情報を得て、アメリカの大学でBrain Computer Interfaceを学ぶという自分の目標に現在邁進することができています。今後、ますますコンピューター産業が力をつけていき、情報化社会が進むのが明白な世の中で、私たちは正しい情報の捉え方、検索の仕方、そして必要性について学んでいかなければならないと私は感じます。

私はよくウェブ上で次のようなコメントを目にします。”留学生に対しては、Financail Aidは適応されないよ!もし、自分で留学費用を賄おうと思ってるんなら、最低でも年間授業料や生活費など全部含めて400万くらいはかかると思ったほうがいいよ!奨学金も留学生に対してはかなり制限があるし、そもそもTOEFLで高得点もとれないのにハーバード、スタンフォードって、夢を見るのはやめたら?。” つまり、言い換えるとほとんどの留学生は高額の授業料をローンや仕事で貯めたお金で払っているということ。しかし、はっきり言うと、こういったコメントはかなり強い偏見を含んでいます。ここで偏見という言葉を用いたのは、おそらくこういったコメントはもっぱらカリフォルニア州のコミカレに入学し、その後州内の4年制大学に編入しようとした留学生が書いたものだからです。事実、カリフォルニア州に置いてはnon-residential tuition scholarship(州外授業料免除)が留学生に対して、どれだけGPAが高くても適応されません。ちなみに、non-residential scholarship waiverはアメリカ正規留学の費用を抑えるのに最も欠かせない奨学金の1つです。しかし、だからといってアメリカ全土の大学の授業料が留学生に対して高額だということにはなりません。最も確固たる証拠として、現在2014年度の時点で私にアメリカ留学に関しての本当の情報を提供してくれた前田健太氏が、UT Arlingtonという大学のundergraduateに年間授業料30万円以下で通っています。なぜそこまで授業料が安くなるのか?それは、テキサス州が$1000のacademic scholarshipをもらっている留学生に対して、基本的にどの大学も州内授業料で受け入れてくれるからです。(College for all)(http://www.collegeforalltexans.com/apps/financialaid/tofa2.cfm?ID=435)さあ、上記のコメントを言った人たちは果たしてこの事実を知っていたでしょうか?間違いなく知らなかったと思います。ここで仮説を1つ。例えば、上記のコメントが真実だとしたら、アメリカに留学している人のほとんどが年間に400万円以上の授業料を払えるくらいの裕福な家庭の出身だということになります。もしくは、スタンフォード大学、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学のundergradeに通っている生徒が皆、財政的に余裕のある家庭出身ということです。ちなみにここでいう留学生とは韓国人留学生、中国人留学生など日本以外の国出身の留学生も含みます。なぜなら、アメリカ側からすると留学生はなにも日本人だけではないからです。果たしてこれは本当だと思いますか?実際、ハーバード大学は留学生に対してもアメリカ市民同様Financial Aidを与えています。(Affordable, wherever)(https://college.harvard.edu/financial-aid/applying-aid/international-students)もし、あなたが留学生なら当然Financail Aidは受けられますし、さらに、ハーバード大学のウェブサイトによると、70%の生徒がなんらかのAidを受けており、100%が卒業時に負債が0円、20%の生徒は授業料が無料です。(You can afford)(https://college.harvard.edu/financial-aid) ここにFinancail Aidを受けた人の動画がありすので是非ご覧ください。


ハーバード大学の他にもスタンフォード大学などいくつかのトップ大学が留学生にFinancical Aid を認めています。天動説が当たり前だった時代に地動説はまったく相手にされませんでした。あなたの実際の状況はどうでしょうか?周囲に流されて偏見を持ってしまったがために、視野を狭めてしまってはいないでしょうか?僕自身も1年前は全くもって同じでした。アメリカのUT Austinという大学のComputer Science系の研究室にすごく興味があり、当時日本の大学で専門は薬学だったのですが、当然高校時代に決めた浅はかな将来図でしたのでどうしてもcomputer science に専門を変えたくて仕方がありませんでした。また、語学留学を経験していたので、アメリカの教育環境がすごく気に入ったのもあります。このまま日本にとどまってやりたくもない薬学を学び続けるのか、大学を中退して思い切ってアメリカで大好きなComputer Scinece を学ぶかすごく迷いましたが、実際答えははっきりしていて、一度きりの人生僕は自分のやりたいことをやろうと決心し、アメリカ行きを決めました。しかし、当然ではありますが親には猛反対され、絶対にお金は補助しないと言われましたのを鮮明に覚えています。しかも、日本ではほとんどの人がアメリカ留学は高額だという誤った常識が広まっていたので、親もそんなお金はないっという感じでした。その後、僕は半年ほどかけてウェブ上で見つかるあらゆる留学期間に連絡を取ろうと悪戦苦闘。結果は、コミカレ入学はやめた方がいい。今の薬学を卒業してから、大学院に留学しなさい。以上の意見が大半。唯一、4年制大学に奨学金を出してくれるという機関があったのですが、それでも手続き料や補助費が高く満足はできず、その当時の彼女に対して”頑張って探したけど、やっぱアメリカ留学難しいわ”とほぼあきらめモード。その時に彼女がいった言葉は”ふーん、本当に無理なん?”と挑発的!笑 なんだとおおおおって思いましたがその後躍起になって探しまくりましたね!笑 結果、テキサス州においては年間40万以下、学内バイトをすれば授業料はほぼ無料になるということがわかり、しかもかなりいい大学にも将来的に行けると僕がまさに描いた理想の留学コースを見つけることができました。結果、日本の大学を中退し、今現在夢だったテキサス州で年間40万以下で留学しています。GPAは4.0。その時にいやというほど感じたのが、ある情報を知っている人と知らない人では、夢を現実にできるかどうかさえも変わってくるとうことです。以下はAppleの元CEOだったSteve Jobs氏の言葉。Don't be trapped by dogma, which is living with the results of other people's thinking.(独断的な考えによって、他人の意見の結果を生きるようなことになるな)(Did Steve Jobs)(http://www.npr.org/2011/10/06/141118086/did-steve-jobs-narrow-or-widen-digital-divide)まとめると、段落の初めに述べたような、偏見を多く含んだ情報がウェブ上には多く存在します。もちろん、僕自身の意見も偏見を含んでいますが、大事なのは、情報を多角的に捉えるということです。

ここで、ある程度留学に詳しい人の意見に目を向けます。”あなたは、テキサス州では授業料が安くなると言ったが、みんながみんなその奨学金をもらえるわけではないやろ?実際、英語での授業に簡単についていけるとは思わんな!” 言い換えるなら、英語初心者はアメリカのコミカレに入学しても、英語の環境についていけず、GPAを下げてしまい、結果奨学金も逃すということ。これは、一瞬本当のように思われますが、実際は違います。ある物事の難易度を決めるというのは甚だ難しいものですが、私たちは比較によってある程度難易度を把握することは可能です。ここに良い比較例があります。先ほども述べましたが、僕にテキサス留学を教えてくれた前田健太氏。この人は、なんと高卒でその後、フリーターで何年か過ごした後にテキサスに留学し、結果最高GPA4.0をコミカレでキープしたという経歴を持っています。コミカレに入学した時点での、TOEFLは50点近くだったと聞いています。さあ、どうでしょうか?これでかなりの人に可能性があることがわかります。上記の意見に対して仮説を立てるなら、どれだけ頑張ってもコミカレにおいて、日本人はGPAを高く保てないということになりまが、前田健太氏の例を見る限り、この仮説は成り立ちません。ここでもう1つ比較例として僕自身をあげます。僕は、前田健太氏を比較例にし、これなら十分自分にもできる範囲だと確信してテキサス留学を決心しました。ちなみに、僕の経歴はとある大学の薬学部に在籍中、8ヶ月ほどの語学留学を経て、大学を中退。コミカレ入学時のTOEFLは80点でした。結果、現在僕のGPAは4.0です。ちなみに、授業の難易度に関しての感想として、僕にとって1学期目はかなり容易なものでした。(ここでは僕自身の偏見が含まれます)コミカレの数学に関しては、日本の高校1年レベルでしたし、芸術と教育という科目の授業に関しては出席していればAがもらえるというほどです。エッセイの課題も図書館にあるWriting Tutorの部屋に行き、エッセイを添削してもらえば、最終的にネイティブレベルのエッセイにすることが可能だったので心配はいりませんでした。授業中の英語の聞き取りに関しては、前田氏はレコーダーを用いて聞き取れなかった箇所を聞き直したそうです。もちろん、僕自身大学を中退し留学を決める前はすごく怖かったですが、次のSteve Jobs氏の言葉で僕は決心しました。Remembering that you are going to die is the best way I know to avoid the trap of thinking you have something to lose.(自分はいつか死ぬんだということを思うことこそがなにかを失ってしまうんじゃないかと恐れ行動しないことの一番の解決方法である。)(”Stece Jobs”) 改めて、前田健太氏を思えば、最初に述べたような意見を鵜呑みにするのは間違いであるように思われる。
また、このような意見を持った人もいるかもしれない。”テキサス州だけが安くなる可能せいがあるだけであって、僕が行きたいカリフォルニア州の大学はやはり諦めるしかないじゃないか!” 言い換えるとカリフォルニア州などnon-residential tuition waiverが留学生に適応されない州だとやはり学費は高いままじゃないかということです。これは、確かに事実です。しかし、ここで事実と述べたのは少なくとも僕が知りうる情報の中ではという話です。ただ、ここでかなり重要になるのが将来プランで、簡略化すると、特にサイエンスで博士号や修士を目指している人においては、undergraduate はどこの大学もあまり変わらないということです。なぜなら、その後のMasterやdoctorでの大学がサイエンスなどの研究においてはかなり重要になってくるからです。undergraduateの最初の2年は基本的にGeneral Study (一般教養)。よって、non-residential tuition waiverを留学生に認めてくれるテキサス州やある他の州のコミカレに入学し、その後同じ州内の4年制大学に編入し、自分の学問の基礎を固めて、大学院でカリフォルニア州に行くことが可能です。なぜなら、大学院においてはTA(teaching assistant)もしくはRA(research assistant)というシステムがあり、競争率は激しいですが授業料が免除になるからです。例えば、もし将来の仕事が学部で決まるのなら修士課程や博士課程さらには、アメリカでは当たり前の編入の意味さえなくなってしまいますよね。もちろん、学部レベルでもある教授のクラスをどうしても受けたいという場合は別です。僕自身もコミカレから編入する際にUT Austinに行こうと考えていますし、もし、Undergradeで行けなくても、別のUT系列の4年制大学からmasterでUT Austinに行くつもりです。京都大学留学生センターのページを見ても、スタンフォード大学のTAになると授業料が免除になると記載されています。(”タダで行ける”)(http://aoitani.net/aotani/Studying_Abroad/October.pdf#search='バークレー+TA+授業料+無料')まとめると、学部でカリフォルニア州に行けなくても、大学院で編入できる可能性は十分にあるということです。
さあ、どうでしょうか皆さん?ある程度留学を考えたときに費用や将来設計が多角的に捉えられるようになったでしょうか?もし、現在本気で留学したいと思っている方、もしくは将来的に正規留学を考えている方がいらっしゃったら、まずは留学の詳細なプランを立てるためにありったけの情報を集めてください。僕のウェブサイトには多くの情報が載っていますので是非参考にしてください。次にコミカレに申し込むのに必要なTOEFLスコア取得から着手しましょう。もし、中学・高校生でコミカレでなく直接4年制に入学を考えているならSAT1テストの準備が必要です。TOEFLに関しましては、レアジョブをおすすめします。普段の英会話からTOEFLのスピーキング対策など格安で行ってくれます。しかも、実際にネイティブ並みの英語がしゃべれるフィリピン人が相手なので、実践力がつきます。僕自身もレアジョブをTOEFLを受ける前に使っていました。

TOEFLのスコア取得後、さっそくコミカレの申し込みに移ります。この段階に関しては僕のウェブにコミカレ手続き方法が記載されていますのでご参考ください。もし、直接質問などがありましたら、僕の方までお問い合わせください。できる限りの対応をさせて頂きます。もし、テキサス州に来られたなら、僕や前田健太氏が実際に滞在していますので、是非切磋琢磨して頑張っていきましょう。的確な情報収集能力を持ち合わせ、正しい努力をすれば、間違いなく自分が掲げた目標に近づけると私は信じています。一般的には不可能だと思われていることも、実はその世の中に正しい情報が普及していないことが原因のことがしばしばあります。みなさん Don't be trapped by dogma, which is living with the results of other people's thinking.
Work Cites

"Steve Jobs." BrainyQuote.com. Xplore Inc, 2014. 21 November 2014.

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