みなさんこんにちは。遠山孝行です。
つい先ほど、政治学の授業を受けてきました。映画学専攻なのに...って思われる方もいるかもしれませんが、これは必須科目で必ず取らなければいけません。でもすごく面白いです。トランプ政権発足直後ということもあって、先生が時事問題を徹底解説してくれます。アメリカの政治って面白いです。
さて、今日はコミカレから編入を目指す人に向けて、コミカレの授業の取り方を解説したいと思います
コミカレに入ったら、まずコミカレを卒業するために何単位取る必要があるのかというのを把握しておきましょう。コミカレを卒業してAssciate of Arts という学位をとっておけば編入のときにSATとかそういう必要テストが省かれることがよくあります。例えばぼくが行っていたSpokane Falls Community Collegeでは90単位をとると卒業できて、一学期に15単位とるという計算でした。
1授業5単位だったので、一学期に全部で3科目とる計算でいくと、ちょうど2年で卒業できる計算になります。
15単位(3クラス)×3学期×2年=90単位
っていう計算ですね。
僕の行ってたコミカレだけじゃなくて大体のコミカレがこのシステムだと思います。ただ、もちろん夏にもアメリカに残れば授業をとることができます。そうすればもう少し早く卒業できるますが、基本的には二年です。
しかし、やたらめったら自分の好きなクラスをとって90単位とっても卒業できません。そのコミカレの独自のプログラムで「数学教科を2クラス」とか「理科系を2クラス」とか「コミュニケーション系を3クラス」とかそういう決まりがあります。その基準を全て満たさないともちろん卒業できません。
しっかりあなたがいくコミカレのRequirementを見ておきましょう。
そして,
編入のために移行されやすい授業をとること。
例えば数学系の教科だったら何とってもいいというわけではありません。あんまりレベルが低い数学の授業をとっても移行されません。数学の授業をとるときはなるべくCalculusを取りましょう。
僕はPre-Calculusの授業をとって、一応移行されましたが、これは僕の専攻が映画学で特に数学が必要のない専攻だから。もし、ビジネスとか経済学をこの先取りたい人は必ずCalculusを取りましょう。絶対に移行されます。他の例をあげると、U.S. History, US Government, Public Speakingのクラスをとることをお勧めします。これも単位移行が必ずと言っていいほど移行されます。
さて、コミカレに行く人は卒業後の編入を目指す人がほとんどだと思いますが、ここに一つ警告を。
編入先のリサーチは早くから、もはやコミカレに行く前からしておいた方がいいです。
どういうことかというと、編入先の申し込み時に
「申し込み時点で特定の教科の履修を終わらせておく」
ことを求める学校が多いからです。例えば、僕の行っているテキサス大学オースティン校のビジネスと経済学は、「申し込み時点でCalculusを全て終わらせておくこと」という明記があります。
実は僕のコミカレに僕と同様にテキサス大学に行きたい!って人がいたんですが、彼はこのことを知らなくて申し込みを断念していました。彼は申し込んだあとにCalculusをとる予定だったそうです。
こんなことで大学の選択が狭くなるのはもったいない!こういう事態に陥らないように、コミカレで最初の授業を取る前にある程度、編入したい学校を絞っておきましょう。そして、しっかりと隅から隅まで、この学校では「申し込みに何が必要なのか」をしっかり把握しましょう。
つまり、コミカレで授業をとるときは、「卒業」と「編入」を同時並行でやっていかなければなりません。「まだ先のことだからいいや」って感じで適当に授業とってると後で痛い目にあいます。1学期目から、編入のことをしっかり考えて授業をとりましょう