こんにちは。アメリカのベイラー医科大学というところで博士課程をやっている古田と申しま
す。今回はアメリカ博士課程合格までの大まかなタイムスケジュールを話そうと思います。
博士課程合格までのスケジュール
アメリカ博士課程へのアプライ締め切りは、入学年度の前年の大体11~12月ごろのところが多い
です(大学院・専攻分野によって数か月異なる場合があります。また春入学の場合半年まるまる
ズレます)。そこから逆算して博士課程合格までのかな~り大まかな準備期間は以下のようにな
ります。
~7月 TOEFL(IELTS)
8~11月 GRE・出願書類準備(エッセイ、CV、推薦章など)
11~12 月 アプライ
1月頃 一次審査合否
2月頃 二次インタビュー
※これとは別に外部の奨学金を申し込む場合はこれらの作業と並行して進めなければなりません
。GREは大学院によって受けなくて良い場合があります。
もちろん出願先によって、また現地点での英語力などの状況によってスケジュールが前後しま
す。
TOEFL(IELTS)の点数は優先してとってしまう
ここでポイントなのは、「TOEFL(IELTS)の点数は優先してとってしまう」ということです
。TOEFLなどの英語試験は、「足切り」的な要素が大きく、これをクリアしないとそもそも土俵
に立つことができない恐れがあるからです(既に優秀な研究実績・強力な推薦状をもっていれば
話は別です。その場合志望先の教授があらかじめ入学選抜委員会に話を通してくれることがあ
ります)。また英語試験の点数はどの大学院でも求められるので、志望校が明確に決まらない段
階でも勉強を始めることに越したことはありません。
あらかじめ志望校を決まっている場合は良いですが、これから決める場合は出願準備期間に決
めるのもありかなと思います。
それでは次回は志望校の決め方についてはなそうと思います。